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近くへ行きたい

このブログのタイトルを見ると、「パリ」にいる人みたいだが、私はまだドイツ・フランクフルトに住んでいる。でも、既にパリへの引越しの日取りも決まり、昨日パリへの電車の切符も買った。
引越し間際で落ち着かない日々だが、それでも1年住んだドイツを、フランクフルトを楽しもうと、バタバタしながらチョロチョロしているのだ。

ドイツの中でどうしても行きたかった所・・ベルリン!!ドイツを良く知る人たち曰く、ベルリンは「おしゃれ!」「都会!」「住んでもいい!!」と、そこへ行った人々はみんな絶賛!!していた。
人の意見に耳を傾けないくせに、人の意見に左右されやすい私は「是非行きたい!街!」としてベルリンを最後のドイツのお楽しみ!に挙げた。そういう気持ちでフト手にした雑誌は「ベルリン特集」をやっていて、その中の写真たちは「ドイツ的おしゃれ満載!」おしゃれなカフェ・センス溢れる雑貨屋さん。街行く人も、ジャーマンポテトには縁がないようなスレンダーな人ばかり!
「うううう・・どうしても行きたい!!絶対行きたい!!!」まんまと雑誌の効果にはまってしまい、私の気持ちはベルリンへと完全に飛んでしまったのだ。

が、遠い!電車で4時間はかかる。これから電車で6時間もかけてパリへ行くのだ。今からフレを疲れさせる訳にはいかない。人間でも4時間電車に乗っていたらかなり疲れるのだから。それに加えて、数日前からのこの寒さ。
「まあ、今行かなくてもベルリンは無くなる訳じゃないし・・・・。」
寒さに負けた・・・、距離にも負けた。

どこへ行こうか?と、思い出したのが「クロンベルグ kronberg 」という、フランクフルトから電車で20分のところにある小さい街。
以前働いていたレストランの男の子が「まだ木組みの古い家が残っていて、可愛いところですよ。結構おすすめ!!穴場です!」と教えてくれていたのだ。
あんなに「都会的な街」に思いを馳せていたのに、すっかり「田舎の木組み」へと気持ちが移ってしまった。

そして、今日行ってきました。「電車を降りたら、そこは昔の家がまだそのまま残っている。電車で20分でこんな素敵なところに来れるなんて!!」と思いながら街をフレとともに散策する自分を想像していた・・・が、駅周辺は「高級別荘地」を思わせる光景で、肝心の「木組み」は忘れかけた頃に登場しただけ。(ちゃんと教えてもらわなかった私が悪い。)

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              ( このおじさんは 帽子を被っていました )
でも、ここで面白い発見をしたのだった。それは「可愛い標識」で、普通の味気ない標識ではなく、なんとなく「ほのぼの」してしまう標識。

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         ( お母さんの髪型とこどもの脚の曲がり具合が可愛い )
これは、この街だけのものではないと思うのだが、こういう可愛らしさを標識に使うドイツって、
なんだかいいな~と思ったの!!
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by megumillier | 2007-01-26 06:19 | ドイツ生活
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