墓参りへ行った。
今回は、骨になったフレじいも一緒。
動物霊苑に納骨しようと思っていたが、
結局機会を逃してしまった。
そしていろいろ考えた末、
フレは私の両親が眠る
天川村へ連れていくことにしたのだ。
フレを一度は天川村のあの美味しい空気を吸わせたいと思っていたし、
名水百選にも選ばれた美味しい水を飲ませたやりたいとも思っていた。
だから、フレの骨は天川村の川へ散骨しようと決めた。
天然の鮎やあまごが生息し、
下流に蛍を観察できるスポットがあるという美しい川は、
台風のあとでもきれいな深い緑色をしていた。
川岸まで近寄り、フレの骨壷をそっと開ける。
ほんのり桜色のフレの骨。
ひとつずつ手にとって川に流した。
ちょっと泣いたけど、
寂しい気持ちよりもやはり強いのは感謝の気持ち。
川の流れにのって、
フレは、
サラサラと天ノ川の方へ向って泳いで行った。
*今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。