カテゴリ:ドイツ生活( 7 )

守ってあげたい


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フランクフルトは小さな町だが、いたるところに素敵な公園があった。私が住んでいた周辺にも、美しい芝生と噴水がある公園があり、フレと私の絶好の散歩道になっていた。

パリへ引越しする数週間前、その公園にある池を通りかかった時のことであった。いつもそこには、数羽のカモがいるのだが、その日、よく見ると水面には小さな波が。おや?と思うと、2匹の親カモに引き連れられた、ちびっこカモたちが、たどたどしい泳ぎを見せていた。

「なんとほほえましい!」と、感じたのは私だけではなかったらしく、学校帰りの子供たちや、仕事中のサラリーマンも、笑みを浮かべながらその様子を眺めていた。
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親カモたちは、コガモたちが少しでも輪から外れそうになると、体いっぱいに羽を広げて「こっち!」と教える。自転車が通ると、全身全霊を傾けて自転車に向かう!!!テレビも本もない世界、「家族を守る」ことを誰に教えられたわけでもないのに、その本能で周囲に目を凝らし、あらゆる危険を防ごうとする姿。都会の真ん中で繰り広げられるその光景に、人間である私たちが見習うことは少なくはない。


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by megumillier | 2007-06-21 09:10 | ドイツ生活

赤いシリーズ その2 ( この世で最もかわいい赤は?)

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この天使のような赤ちゃん。ママは日本人、パパはドイツ人。この写真を撮ったころ、彼女は3か月。寒いドイツの街を、赤いおくるみにグルグル巻きにされて、乳母車の中でスヤスヤ寝ていた。

赤ちゃんの時代は、アッという間で、そして記憶に残らない一瞬の時。
この世に生きる人間も動物も、そして今は老いたフレじいにも、「赤ちゃん」の時代があったのだ。
昔からなぜか、どんなに腹が立つ人に会っても「この人も幼き頃があり、この人にも親がいるんだな。」と思うと、フッと怒りとは対極の感情が生まれることがあった。

さて、天使のFちゃんに会った時からすでに3か月。当然のことながら、彼女は今6か月。どんなカワイイ成長過程ににあるのか、次に会うのが楽しみな今日この頃である。



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by megumillier | 2007-05-09 18:49 | ドイツ生活

とってもダンケシェーン!!

日付は変わり2月7日。とうとうドイツからフランスへ戻る時が来た。

思い起こせば2005年10月、友達の結婚式の為にドイツ・ケルンを訪れた際「ドイツって素敵じゃん!なんて良い景色、親切な人、きれいな街!!」と心から思った。それまで2度旅行したことはあったけど、その時まではドイツの良さを感じなかった。

一緒に結婚式のためパリから参加した友達に、「誰かみつけてドイツに住みなよ~!」と真剣に願ったほどであった。それから4ヵ月後、そう願った私がドイツに住む事になろうとは、一寸先なんて分からないものだ。

そして三度パリへ戻る事になるなんて、これも予期しなかったこと。これから先が不安でたまらない。でも、心配しても仕方がない。どうなるのか分からない、っていうことが生きているってことなんだよなあ。

ドイツで出会った沢山の人、一緒に働いた人たち、私がドイツにいても遠くから励ましてくれた友達、いつも見守ってくれる両親、そしてずっと私を心配してくれる姉、本当に感謝しています。

ドイツのみなさんどうもありがとう!!また、会いましょうね!!!
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by megumillier | 2007-02-07 09:27 | ドイツ生活

引越しの効能

パリへ戻る決心を固めたのは、実は去年の12月に仕事を辞めてから。職場では「フランスへ戻りたいがために退職」と言われているらしいが、人の口に戸は立てられないので「あ~ら、そうなの?」と、他人事のように聞くしかない。

引越し準備を始めたのは今年に入ってすぐ。まずは大まかな日程を組んで「不要な家具、電化製品」を処分するために「売ります」広告を出した。(フランクフルトに住む日本人向け。ドイツ語が分かったら地元の新聞などを活用できたけど・・。)

売りに出したものは、冷蔵庫、ダイニングテーブルセット、キッチン、洗濯機、オーブン、電子レンジ、本棚、クローゼット等々。かなり多くの方から問い合わせを頂戴したのだが、ここ数年でお肌だけでなく脳の具合もすっかり老化してしまったため、どの方が何を希望しているのか?という事の把握にかなり手間取る始末。数独も、今でこそスイスイーッとこなせるようになったが、年明け早々はまだ初心者だったため、脳年齢回復に対しての力は発揮出来ずにいたのだった。

日々、「○○さん→冷蔵庫、洗濯機希望」「××さん→テーブルセット 2人待ち」などと、これが一種の職業であるかのように細かく表を作ったり、メールでの問い合わせに応えたり。ほとんどがとても感じの良い方々で(実際にお会いしてないから、メールでの様子からしてって事)、メールでのやりとりも中々楽しかったのだが、中には「洗濯機はかなりお安いけど、服に穴が開いたりしませんか?」なんていう無礼な質問もあったりして、短気さ加減は江戸っ子にも負けない私は、PCの画面に向かって言い返してみたりもした。

前置きが長くなったけど、この「売ります」を通して2人も新しいお友達が出来た♪
「これまでの人生の中で、最も友達が出来なかった1年!!」だったけど、ドイツ生活の終わりにこんな素敵なプレゼントが待っていたとは!!!人生捨てたもんじゃない。
まさに、引越しのおかげです。

友達を作りたい!と願う人へ、「売ります広告」でも出してみたら?!
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Alte Sachsenhausen(frankfurt) マイン川の南に位置する地域。ここは飲み屋街


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by megumillier | 2007-02-06 09:11 | ドイツ生活

こんなときにかぎって

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さて、来週の今頃はもうドイツを後にし、フレと私は再び三度パリの空の下。1年足らずのドイツ・フランクフルト生活も、いよいよ残すところ1週間。
今回の引越しは、2001年に初めてフランス留学してからなんと!!9回目にもなる。この紛れも無い事実に我ながら・・・・・恐ろしい。
ただ、過去の中でも一番時間的に余裕のある引越しなので、結構呑気に引越し準備をしている。( 友達が多いと、「最後に・・・!」という会合が連日連夜あるが、ここではそんな心配がない。二日酔いもないし~。)
それで、のほほんとしていたら、役所関係やその他の手続きが忙しくなってしまった!加えて「ドイツ語!」わからへん!!!
色々な手続きが忙しい、というのもドイツ語がペラペラ・・でなくても、せめてパラパラ・・でも話せたら・・・いや、英語で言うと I have a pen くらい話せたらもっと手間もかかっていないはず。
数少ない語学堪能な知人・友達・元同僚を求めて、東奔西走のラストスパートなのである。

そして今回も一人で梱包をする。ガムテープを引き伸ばす手つきも慣れたものだ。
が、えらいものにハマッテシマッタ。ブームの時は「なんで、あんなもんが面白いんやろ~?!」と全く興味を示さなかったのに、年末のパリでふと買い求めた新聞のすみっこに載っていた「数独」にやられた。小学生の時から、夏休みの宿題は8月末に片付ける、テスト前はなぜか「机の片付け」に集中してしまうという昔からの習慣が、2度目の成人式を迎える今になっても続いているとは、我ながら・・・情けない。
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(愛着を持って使っていたテーブル。良い人に引き取ってもらって良かったなあ、と思ったの)

私と共にあっちへこっちへ居を移す事になったフレは、来週はどこにいるかなんて興味がないんだろうな。彼には「今!!」しかないのだ!!今を大切に!!!


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by megumillier | 2007-02-01 06:49 | ドイツ生活

近くへ行きたい

このブログのタイトルを見ると、「パリ」にいる人みたいだが、私はまだドイツ・フランクフルトに住んでいる。でも、既にパリへの引越しの日取りも決まり、昨日パリへの電車の切符も買った。
引越し間際で落ち着かない日々だが、それでも1年住んだドイツを、フランクフルトを楽しもうと、バタバタしながらチョロチョロしているのだ。

ドイツの中でどうしても行きたかった所・・ベルリン!!ドイツを良く知る人たち曰く、ベルリンは「おしゃれ!」「都会!」「住んでもいい!!」と、そこへ行った人々はみんな絶賛!!していた。
人の意見に耳を傾けないくせに、人の意見に左右されやすい私は「是非行きたい!街!」としてベルリンを最後のドイツのお楽しみ!に挙げた。そういう気持ちでフト手にした雑誌は「ベルリン特集」をやっていて、その中の写真たちは「ドイツ的おしゃれ満載!」おしゃれなカフェ・センス溢れる雑貨屋さん。街行く人も、ジャーマンポテトには縁がないようなスレンダーな人ばかり!
「うううう・・どうしても行きたい!!絶対行きたい!!!」まんまと雑誌の効果にはまってしまい、私の気持ちはベルリンへと完全に飛んでしまったのだ。

が、遠い!電車で4時間はかかる。これから電車で6時間もかけてパリへ行くのだ。今からフレを疲れさせる訳にはいかない。人間でも4時間電車に乗っていたらかなり疲れるのだから。それに加えて、数日前からのこの寒さ。
「まあ、今行かなくてもベルリンは無くなる訳じゃないし・・・・。」
寒さに負けた・・・、距離にも負けた。

どこへ行こうか?と、思い出したのが「クロンベルグ kronberg 」という、フランクフルトから電車で20分のところにある小さい街。
以前働いていたレストランの男の子が「まだ木組みの古い家が残っていて、可愛いところですよ。結構おすすめ!!穴場です!」と教えてくれていたのだ。
あんなに「都会的な街」に思いを馳せていたのに、すっかり「田舎の木組み」へと気持ちが移ってしまった。

そして、今日行ってきました。「電車を降りたら、そこは昔の家がまだそのまま残っている。電車で20分でこんな素敵なところに来れるなんて!!」と思いながら街をフレとともに散策する自分を想像していた・・・が、駅周辺は「高級別荘地」を思わせる光景で、肝心の「木組み」は忘れかけた頃に登場しただけ。(ちゃんと教えてもらわなかった私が悪い。)

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              ( このおじさんは 帽子を被っていました )
でも、ここで面白い発見をしたのだった。それは「可愛い標識」で、普通の味気ない標識ではなく、なんとなく「ほのぼの」してしまう標識。

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         ( お母さんの髪型とこどもの脚の曲がり具合が可愛い )
これは、この街だけのものではないと思うのだが、こういう可愛らしさを標識に使うドイツって、
なんだかいいな~と思ったの!!
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by megumillier | 2007-01-26 06:19 | ドイツ生活

ハンドパワー

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これは、今現在私が暮らすドイツ・フランクフルトの部屋です。ちなみに、2部屋あり、ここはリビングダイニングルーム。

見てお分かりの通り、リビングダイニング、寝室、キッチンにいたるまで何一つ付帯しているものはない!!流し台もないのだ!!(幸いな事に 裸電球 はあった!!)
引っ越して来た当初(2006年2月)は、新しい生活に胸を膨らませ色々と整えた・・・1年でこの地を去ることになるとも知らず。
キッチン流し台、洗濯機、冷蔵庫、調理器付オーブン、ダイニングテーブル、クローゼット。
が、あと2週間で再び、いや三度パリへ戻ろうとしている今、これらは全て「不要の品」となったのだ!!どうする??「売ります」掲示板に載せても、人気の品は限られている。取り外しや配送に手間のかかるものは、いくら安値であっても売れない・・・。困った・・・・・・。なんせ、ゴミ事情の厳しいドイツ!!処分にも高額の費用がかさむのだから。
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 (これはキッチン、本当に何にもないのだ。)
 
今まで仕事が忙しくて、ドイツどころかフランクフルトをも堪能しきれていない私にとって、引越しまでのこの数週間は「ドイツ満喫期間」であったのに、この「家具電化製品を引き取って~」に手間取ってしまい、そんな場合ではないのだ!でも、決まらない。

毎日毎晩引き取り手のない家具に向かって「良い人に引き取ってもらってーー」と念を入れていた!!そして、出来たらなるべく私の手を煩わせないで・・と。(だって、本当に使いやすくてお気に入りだったから。)
もう、ここは天に任せるしかない!!神のみぞ知る、家財の行方である!!!

そして、今朝決まりました~!!
昨日、このアパートを見に来た人が「全て買い取ります!!」と申し出てくれたのである!!!
やったーー恐るべしハンドパワーー  多分。

そんな私のハンドパワー、「もっともーーっと元気になる!」と寝顔に送る。
フレじいにも効くかしら?!
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by megumillier | 2007-01-25 05:36 | ドイツ生活