
2005年から2006年までの一年間、パリで陶芸教室へ通っていた。
先生は、日本で経験を積んだフランス人の先生Annie。
誰に対しても公平で優しく、生徒の作品に対し、決して自分の主張をしない。
難しそうな技に挑戦しようとすると、なんとかその作品を生徒の希望に近付けさせるよう、
一緒に考えアドバイスをし、そして、見守る。
私が、この↓水差しを作った時もそうだった。
「取っ手の部分に気を付けないといけないわよ。取れやすいからね。」
そう助言してくれたのに・・・。

やはり取れた・・・。
一部が壊れても、自分が作った物は愛着が湧く。
愛おしい、私の一部のような気がするのだ。

いろんな国籍の人たちが集まるこの教室、かなり個性的。
普段はおしゃべりなフランス人もアメリカ人もメキシコ人も、みーんな真剣だ。
誰もが、「こういうものを作りたい!そして、こういうふうに使いたい!!」
というイメージと目的をはっきりと持っているのが特徴。
また始めよう、また始めたい、土を触りたいな・・。
と思っていたら、Annieも私のことを教室の人に話していてくれたらしい。
なんとしあわせな偶然の一致。
そして、4月から陶芸再開!!
2年ぶりなので、以前は繰り返していたことも、すっかり忘れていた。
そして、もう一度Annieに手取り足取り教えてもらいながら、一からのスタート。
ちょっと難しかった久しぶりの陶芸、眉間にしわを寄せ、時間を忘れた。
少し手強くも、温かい土を相手に。

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