食わず嫌いは誰? チーズの話

c0105669_411419.jpg友達Vは、3年間日本で暮らしたことのあるフランス人。
私がフランスに留学しようと決める前からの友達なので、かれこれ7年ほどの付き合いだ。

日本に興味を持って、フランスから日本へ渡った彼女だが、日本人の私がフランス生活の中で、日本の食材を恋しがるように、彼女も「美味しいチーズ」が食べたい!と事あるごとに漏らしていた。

日本に輸入されるチーズの種類も量も増えたし、大手のデパートだけでなく、近所のスーパーでも「輸入チーズコーナー」を目にするようになった。
クリスマスシーズンには、莫大な数のカマンベールが日本へと出荷されており、パリの店頭価格の数倍に値段が跳ね上がっても、その売れ行きはかなりのものとか。


 Chabichou du Poitou 
シャビシュー・デュ・ポワトウ(山羊)

さて、以前私はパリのとあるチーズ屋で、スタージュ(研修制度)をしていたことがある。
そこは、ガイドブックにも載っているということで、日本人旅行者のお客さまも大勢いらっしる。
お買い求めになるチーズは、大抵カマンベールやコンテ、パルメザンなど。
「おすすめは?」と聞いて下さると、「チーズがお好きなら、是非ヤギのチーズを!」と、お奨めしたのだが、「んんんん~、ヤギはねえ・・・」と必ず言われてしまう。

ヤギのチーズは試食して頂けないので、その「おいしさ」を上手く伝えられないまま「ありがとうございました・・」と、お見送りすることが何度もあったのだった。

パリに住む友達の中にも、ヤギは苦手!という人もいるが、中には「フランスに来てからヤギもオッケーになった!」という頼もしい友達もいる。そして、私もその一人。

牛の乳から出来るチーズよりも、ヤギのチーズは消化に良い。熟成が進んでいないものなら、それほどクセも強くなく、酸味が逆にさわやかさを感じさせる。
薄く切ったバゲットの上に、ヤギのチーズを乗せて少々コショウをかけてオーブンで焼いて食べても、オリーブオイルを垂らすもよし、サラダに入れるもよし。

ヤギの美味しさを分かち合いたい!!
と、このChabichou を食べながら思ったヒツジ年の私である。
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Chabichou du Poitou 
  地方・・・フランス ポワトウ
  原料・・・ヤギ Chevre
  脂肪分・・・45パーセント
  季節・・・春・夏・秋
  周りが乾燥したものは、熟成が進み、味も強くなっています。
  ヤギが苦手な方は、周りがフレッシュで柔らかそうなものを。
  きめが細かく、舌触りがなめらか。酸味は若いものなら、
  強くありません。
  バゲットの上に、薄切りのチーズをのせて、180度のオーブン 上段 で、
  チーズの表面が程良く焦げる程度に焼くと美味しいです。
  ( 焼くときにオリーブオイルを垂らしたり、こしょうを挽いても。)


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by megumillier | 2007-09-19 05:09 | 食べ物
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